
Adobe After Effects、またはPremiere Proで作成した動画をYouTubeにアップロードするときは、Media Encoder CCの機能を使うと便利です。レンダリングとエンコード、そしてアップロードまでを一気にやってくれます。
動画をYouTubeで公開するまでの手順をサクッと紹介したいと思います。
Media Encoder CCにキューを追加
編集作業が終わったら、Media Encoder CCにキューを追加しますます。手順はそれぞれ次の通りです。
After Effectsの場合
After Effectsの画面で、コンポジション
>Adove Media Encoder キューに追加
をクリックします。もしくは、ショートカットキーでCtrl+Alr+Mです。
Premiere Proの場合
Premiere Proの画面でファイル
>書き出し
>メディア
をクリックします。もしくは、ショートカットキーでCtrl+Mです。
プリセットの選択
Media Encoder CCにキューを追加したら、YouTube用のプリセットを選択します。
プリセットの一覧を開くとYouTube用のプリセットがいくつか用意されています。フルHDで制作している場合は、「YouTube 1080p HD」を選択しましょう。
画質の設定はこれだけでOKです。YouTubeにアップロードするのにちょうどいいエンコード形式やビットレートに指定されます。なお、HDの場合は、VBR1パスの16Mbpsになるようです。
YouTubeのアップロード先チャンネルの指定
Media Encoder CCの画面で、アップロード先の指定を行います。
パブリッシュ
のタブを選択して、その中にあるYouTube
にチェックを入れます。ログインのボタンをクリックして、IDとパスワードを入力すると、アップロード先のチャンネルを選択できるようになります。
さらに、動画のタイトル、説明文、再生リストなどの設定もこちらで行うことができます。すべての設定が完了したらOKをクリックします。
レンダリング&アップロード
最後に、右上の緑の三角ボタンをクリックすると処理が開始されます。レンダリングとエンコード、そしてYouTubeへのアップロードを一気にやってくれます。あとはしばらく待つだけです。処理が完了したら、ブラウザでYouTubeのチャンネルを開いて、問題がないか確認しましょう。
Media Encoder CCを使ってYouTubeに動画をアップロードする手順は以上です。一度ファイルに書き出して、手動でブラウザからアップロードしてもいいのですが、放置しておけば自動的に終わる今回のやり方のほうが楽でいいと思います。
その他にも、VimeoやFacebookに動画をアップロードする場合もほぼ同様の手順です。