AWS Cloud9でWordPressの開発環境を作ってみた

中島たくみち

AWS Cloud9がリリースされたので、WordPressをインストールしてプラグインやテーマの開発環境を作ってみました。

2018/2/13追記: この記事では手動でWordPressをセットアップする手順を紹介していますが、Lightsailを使うことでもっと楽に環境構築できます。公式のドキュメントで手順が紹介されています→Working with Amazon Lightsail Instances in the AWS Cloud9 Integrated Development Environment (IDE) 

旧Cloud9と違って、テンプレートからWordPressインストール済みの環境が一発で作れるわけではないようです。なので、EC2にWordPressをインストールする公式チュートリアルを参考にしています。

↑開発環境が出来上がった状態です。画面下のターミナルを操作して、WordPressが動くようにしていきます。

WordPressのパッケージのダウンロード

wget https://wordpress.org/latest.tar.gz
最新版のダウンロード。

tar -xzf latest.tar.gz
解凍。

mv wordpress/* ./
「wordpress」フォルダが出来てしまっているので、中身を上のディレクトリに移動します。ファイル一覧のところで操作したほうが早いかも。

MySQLの設定

sudo service mysqld start
MySQLの起動。

mysql> mysql -u root -p
rootのパスワードは設定されていないので、Enterを押すだけでログインできました。

mysql> CREATE USER 'wordpress-user'@'localhost' IDENTIFIED BY 'your_strong_password';
ユーザーとパスワードの作成。

mysql> CREATE DATABASE `wordpress-db`;
DBの作成。

mysql> GRANT ALL PRIVILEGES ON `wordpress-db`.* TO "wordpress-user"@"localhost";
権限付与。

mysql> FLUSH PRIVILEGES;
フラッシュ。

mysql> exit
終了。

wp-config.phpの設定

mv wp-config-sample.php wp-config.php
ファイル名変更。

あとはエディタで編集します。

/** The name of the database for WordPress */
define('DB_NAME', 'wordpress-db');

/** MySQL database username */
define('DB_USER', 'wordpress-user');

/** MySQL database password */
define('DB_PASSWORD', 'your_strong_password');

起動

「Run」をクリックするとAppacheが起動するので、「Preview > Preview Running Application」で確認できるようになります。

WordPressのインストール画面が表示されました。

 

中島たくみち

1985年生まれ 長崎県出身。コンテンツ販売やマーケティングのためのツールを開発しています。

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