継続課金の商品を作る

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決済代行サービスと連携させる

決済代行サービス側で支払いのキャンセルや、課金に成功したかどうかを判別するために連携させる必要があります。ここでは、PayPalとStripeの場合に分けて、それぞれ設定方法を紹介していきます。

PayPalの場合

PayPalの場合は、IPN( Instant Payment Notifications)の設定をすることで、解約などの通知をEDDが受け取れるようになります。

PayPalの管理画面で「プロフィール設定」を開きます。

「販売ツール」の中で「即時支払い通知」の「更新」をクリックします。

続いて、「IPNの設定の選択」をクリックします。

通知URLに以下のように入力します。

https://example.com/?edd-listener=IPN

「https://example.com/」の部分はあなたのサイトのURLに差し替えてください。

「IPNメッセージを受信する(有効)」を選択して「保存」をクリックします。これでPayPalからの通知をEDDが受け取れるようになりました。

Stripeの場合

Stripeの場合は、Webhookで解約などの通知をEDDが受け取ることができます。

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Stripeの管理画面にログインして「Account Setting」をクリックします。

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「Webhooks」の設定画面を開いて、「Add Edpoint…」をクリックします。本番用とテスト用の2つのエンドポイントを設定しておきます。

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まずは本番用です。URLの項目に以下のように入力します。

https://example.com/?edd-listener=stripe

「example.com」の部分は、あなたのWordPressのドメインに差し替えて下さい。

Modeを「Live」、「Send me all events」で、「Create endpoint」のボタンをクリックします。

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続いてテスト用です。Modeを「Test」にして、それ以外は先ほどと同じです。

これでStripeからの通知をEDDが受け取れるようになりました。

「Recurring Payments」の設定

続いて、継続課金の細かい設定と、送信するメールの設定をやっていきます。項目がやや多いですが、重要なところですので内容を把握しておきましょう。

継続課金の設定

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EDDの設定画面で「機能拡張」>「Recurring Payments」をクリックして開きます。設定項目が並んでいますので、順番に紹介していきます。

Limit File Downloads…継続課金のキャンセル後にもダウンロード商品のファイルをダウンロードできるようにするかどうかの設定です。キャンセル後にダウンロードできないようにしたいときはチェックを入れます。

Display Subscription Terms…支払いのサイクルと回数を購入ボタンのそばに表示するにはチェックを入れます。

Display Signup Fee…初期費用を表示する場合はチェックを入れます。

Signup Fee Label…初期費用のラベルです。「初期費用」「セットアップ費用」などと日本語で入力しておきましょう。初期費用を設定しない場合はそのままでも大丈夫です。

One Time Discounts…割引コードを初回の課金のみに適用したい場合はチェックを入れます。

One Time Trials…無料トライアルを1ユーザーあたり1回しかできないようにするにはチェックを入れます。

課金時に送信するメールの設定

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2回目移行の課金処理が正常に完了した場合に送信するメールの設定です。課金される度にメールを送信したい場合はチェックを入れます。そして、件名とメール本文を入力していきます。

課金に失敗した場合に送信するメールの設定

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課金に失敗した場合(クレジットカードが止められているなど)に送信するメールです。

継続課金をキャンセルしたときのメールの設定

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継続課金のキャンセル処理が完了したときに送信するメールです。

その他の通知メールの設定

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さらに、通知メールを設定することもできます。「Renewal」が課金日、「Expiration」が継続課金の終了日です。
以上のようにメールの種類が多いのですが、最低でも課金失敗とキャンセルの際のメールは設定しておいたほうが良いと思います。

メールで使えるタグ

メール内では、次の4つのタグを使うことができます。

  • {name} …購入者の名前
  • {subscription_name} …継続課金の商品名
  • {expiration} …課金日、もしくは終了日
  • {amount} …課金する金額

購入者用の管理画面を作成する

購入者自身が現在申し込み中の商品情報を確認したり、支払い方法の変更や解約をするための管理画面を作ります。

やり方は簡単で、新しい固定ページを作って以下のショートコードを追加するだけです。


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このように設定しました。タイトルは分かりやすいようにつけてください。

「Vendd」テーマをお使いの場合は、テンプレートを「Full-width Page」にすることで1カラムのページになります。

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先ほど作成したページにログイン済みの状態でアクセスするとこのような表示になります。

申し込んだ継続課金商品の一覧や支払方法の変更、解約などの操作をすることができます。

購入テストを行う

以上で、購入者だけが見れるページを作るための設定は完了になります。

想定通りに設定できているか、必ず購入テストを行って動作を確認しましょう。購入テストの手順はダウンロード販売用のサイトを構築するで紹介していますので、そちらを参考にして下さい。[/edd_restrict]