
WordPressには「カスタムフィールド」という機能があります。投稿や固定ページなどに独自の項目を追加する機能です。詳しく知りたいという方は公式ドキュメントの以下のページを参照いただければと思います。
カスタムフィールドの使い方 – WordPress Codex 日本語版
今回の記事では、WordPressの編集画面にカスタムフィールドの項目を表示させる方法を紹介します。というのも、WordPress 3.1以降では、カスタムフィールドの編集項目がデフォルトで非表示になっているからです。新しくカスタムフィールドを追加するには設定変更が必要です。
編集画面にカスタムフィールドの項目を表示させる
投稿、または固定ページの編集画面の右上にある「表示オプション」をクリックします。
投稿画面内に表示する項目が表示されますので、その中にあるカスタムフィールドにチェックを入れます。
これで、投稿本文の下に、カスタムフィールドを追加するためのエリアが表示されました。
Advanced Custom Fieldsを使っている場合
ほとんどの場合は、上記の手順でカスタムフィールドの項目を表示させることができるのですが、「Advanced Custom Fields(以下、ACFと省略)」というプラグインを使用している場合は、WordPress標準のカスタムフィールドの項目が表示されません。表示オプション内に「カスタムフィールド」のチェックボックス自体がなくなります。これはACF v5.5.13からの仕様で、編集画面の表示速度アップのためだそうです。
そもそも、ACFでカスタムフィールドの編集項目を追加できるので、WordPress標準のものを使う必要は無さそうな気もします。ですが、表示させるための設定方法がありますので紹介しておきます。
add_filter('acf/settings/remove_wp_meta_box', '__return_false');
やり方は簡単で、このコードを使用しているテーマのfunction.php
などに追記するだけです。この一行を加えると、前述の手順でカスタムフィールドの編集項目を表示させることもできます。
参考情報:
なお、ご自身ではACFをインストールしていなくても、お使いのテーマやプラグイン内でACFが組み込まれている場合があります。「Danganページビルダー」でもACFを使用しているので、ご自身でカスタムフィールドを使ったカスタマイズを行っている場合は注意が必要です。