広告費を2千万円をかけたフランク・カーン氏の集客手法を解説します

先日、フランク・カーン氏の新しいウェビナーの告知を見かけました。かなり気になる内容だったのですが、日本時間の深夜2時スタート。しかも、あとから見ることができない仕組みです。なので、せっかく予約したのに見逃すというアホなことをすでに2回繰り返しています…

そんなわけで、まだウェビナー本編の内容は見れていません。ですが、そのウェビナー登録ページのメッセージ自体が魅力的だったので、ざっくりと翻訳しつつ紹介してみます。

ウェビナー登録ページ

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スクイーズページのファーストビューはこんな感じです。この下にもう少し文章が続きますが、かなりシンプルですね。

上の画像クリックで実際のページが見れます。(リンク切れになってたらすみません…)

赤文字のヘッドライン

このキャンペーンは他より23%多く稼ぎました。

下の文章

このマーケティングの実験で49,000人の見込み客に送った結果、ウェビナーへの登録した人からの売り上げは他のどんなタイプのものよりも遥かに良い結果が出ました。 もしあなたが、今すぐ売れるウェビナーを作りたいと思うなら…この無料トレーニングはあなたのためのものです。

中央部の青い部分は動画が埋め込まれていて自動で再生されます。では、動画の内容紹介に進みましょう。

動画の内容

いきなりクイズから始まります。

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どのページが、最もお金を生み出したでしょうか?

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(左から順番に…)

ひとつめはウェビナー登録ページ。自動化されたウェビナーキャンペーンのためのものです。

ふたつめは昔ながらのハウツー・オプトインページ。ビデオを見るために登録してもらいます。

みっつめは私がブラインド・オプトインページと呼ぶものです。好奇心をそそる内容になっていて、登録した人だけが何なのかを知ることができます。

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10月25日にスタートして、広告費として20万ドル(約2千万円)をかけた結果、49,046件のオプトインがありました。

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これらはすべてコールド・トラフィックです。

コールド・トラフィックとは、PPC広告などで集めたアクセスのことです。この場合は、フランク・カーン氏のことをほとんど知らない人からのアクセスだと考えて下さい。ファンの人のリストだとぜんぜん違う結果になりますからね。

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1オプトインあたりの広告費の平均はウェビナー登録ページは4.93ドル、ハウツー・オプトインページは3.85ドル、ブラインド・オプトインページは2.82ドルでした。

この数字だけを見ると、ウェビナーのページはリスト集めにかかるコストが大きいということになりますが…

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登録者に9つのキャンペーンを連続で実施したところ…

商品のセールスがステップメールで自動化されてるみたいですね。ここまできれいな形を作れてる事自体が凄いのですが^^

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期間内で1人あたりが支払った金額の平均は、ハウツー・オプトインページが28.06ドル、ブラインド・オプトインページが35.66ドル、ウェビナー登録ページが46.59ドルでした。

先程は1オプトインを集めるために支払った広告費の平均でしたが、今度は獲得した売り上げの話です。順番が変わって、ウェビナー登録ページが右側にきています。

3つのページの中で1オプトインあたりのコストが最も高かったものが、結果的に最も売り上げを出しているというわけです。

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つまり、ウェビナーが最も利益を出せる手法というわけです

他のどの手法よりも、23%多い売り上げが出ているそうです。ここでヘッドラインの内容につながるわけですね。

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売れるウェビナーを行うための無料講座を行います。

要は、ウェビナーの手法を解説するウェビナーというわけです。この後は講座の内容紹介に進みます。

最後に

フランク・カーン氏のウェビナー登録ページの内容をざっくりと紹介してみましたが、どう思いましたか?

ページのデザインは超シンプルですし、動画も3分40秒しかありません。

ですが、実際に20万ドルの広告費をかけて分かった情報というメッセージは強力です。それに、3つのページのうちどれが良かったか?というクイズ形式でスタートして、興味を引きながら答えを明かしていく流れも見事です。

結論としては「ウェビナーが最強の手法だ」ということを伝えたいわけですが、これを先に言っちゃうとなんだか胡散臭くなりますよね。そこで事実ベースの情報を先に提示しているわけです。

僕たちは、成果を上げるために、LPのデザインを派手にしたり、ムダに長い文章を書いたりしがちです。ですが、今回のウェビナー登録ページを見て、魅力的なメッセージを作ることが何より大事だと、改めて考えさせられました。

丸パクリしようと言いたいわけではありませんが、こういったメッセージの作り方は参考になるのではないでしょうか?

中島たくみち

1985年生まれ 長崎県出身。コンテンツ販売やマーケティングのためのツールを開発しています。

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