
コンテンツ販売者向けのWordPressテーマ「Baiten」をリリースしました。
恐らく日本初のEasy Digital Downloads対応WordPressテーマです。ブログ記事での集客・ブランディングからクレジットカード決済でのコンテンツ販売までを1つのWordPressサイトで実現できます。
今回の記事では、そもそも「コンテンツ販売者向けのWordPressテーマ」とは一体何なのか? そして、どういう経緯で開発したのかという話をしたいと思います。
Easy Digital Downloadsでコンテンツ販売をしよう!
直近の1年くらいの間、僕には「コンテンツ販売の仕組みを作る」という課題がありました。
以前は主にインフォトップで販売していたのですが、
- アフィリエイターさんからの紹介よりも、自分のWebサイトや広告からの売上が大きかったこと
- VSL(ビデオセールスレター)などの手法を柔軟に使うのに、決済代行サービス側の基準と折り合いがつかなかったこと
- メールマーケティングや会員制サイトなど、仕組みをしっかりと作り込みたかったこと
というような理由で、自分の運営するサイト内でデジタルコンテンツの販売しようと決めたんですね。
そこで色々なサービスやツールを検討した結果、最も気に入ったのがWordPress用のプラグインEasy Digital Downloadsでした。
コードを書かなくてもかなり自由にカスタマイズできます。WordPressプラグインですので、すでに運営しているサイトに組み込むことができます。その結果、所有しているシステムがすっきりするというメリットもありました。
だけど、対応テーマがない!
実際にやってみた結果、単純にEasy Digital DownloadsをインストールすればOKかというと、そう単純な話ではないことが分かりました。
というのも、WordPressは、テーマ(外観)とプラグイン(機能)を組み合わせてカスタマイズしていきます。プラグインでコンテンツ販売の機能を追加しても、テーマが一般的なブログ用のものではミスマッチが起こるんですね。ですので、Easy Digital Downloadsに対応したテーマが必要です。
もちろん、Easy Digital Downloadsに対応したWordPressテーマは海外の開発者が作ったものがいくつもあります。ただ、日本語で綺麗に表示しようとすると、なかなかスムーズにはいきません。フォントや文字サイズや配色などで、どうしても違和感が出てしまいます。
それなら、日本人のためのEasy Digital Downloads対応WordPressテーマを作ろう! というのが「Baiten」の出発点になりました。
WPテーマ「Baiten」の特徴
Easy Digital Downloads対応WordPressテーマということで、当然ですが販売ページや商品一覧ページの表示の最適化を行っています。
ですが、ただコンテンツ販売に使えるWordPressテーマというだけでは不十分です。コンテンツやサービスの販売というビジネスに必要なものが、ひとつのWordPressサイトの中にすべて揃っている状態にしなければなりません。それこそが、WordPressでコンテンツ販売を行う最大のメリットですから。
そこで、オウンドメディアに必要な機能をそろえました。サイドバーやメニューなどのナビゲーションも充実しているので、ブログとは別に購入者限定ページを管理することもできます。
さらに、ショートコードを充実させて、販売ページの装飾もできるようにしました。ランディングページとしてもお使いいただけます。
コンテンツ販売者のためのWordPressテーマとして、非常に良いものができたと自負しています。
設定マニュアルもあります
WordPressテーマの設定マニュアルはもちろん商品に含まれているのですが…
それとは別に「コンテンツ独自販売マニュアル」を販売しています。これは具体的にどういう設定をすれば、Easy Digital Downloadsを使ってコンテンツ販売をできるのかをまとめた手順書になります。購入者限定サイトや、継続課金サービスについても詳しく解説しています。
「コンテンツ独自販売マニュアル」の内容をおさえておくことで、「Baiten」の真価が発揮されます。できれば、両方とも手に入れてほしいと思います。