
リストビルディング…つまり、見込み客リストを集めるときに、特に重要だと思っていることがひとつあります。
どんな無料オファーを用意するか? オプトインページのコピーはどうするか? どんなメディアに広告を出すか? などなど、考えるべきことはいくつもあります。ですが、それより先にやっておくべきこと…それはWebサイトを作り込むことです。
オウンドメディアとかブログとか言い方はなんでもいいのですが、とにかくWebサイトを作って継続的に情報発信しているかどうかで、見込み客リスト構築のスピードが全然違ってきます。
なぜリスト構築にWebサイトが必要なのか?
オプトインページとか商品販売用のLPだけ持っていればいいんじゃないかと思われるかもしれません。ですが、Webサイトが重要だということをあえて主張しておきたいと思います。
なぜでしょうか? その理由は…
だって、Webで活動している形跡が見えないのにメールアドレスを集めてるとか、なんか怪しいじゃないですか。
それでも強引にメールアドレスを登録しててもらおうと思ったら、強いオファーとかコピーが必要になります。その結果、さらに怪しい雰囲気が出て悪循環…よくある話です。
メールアドレスを登録してもらってメルマガやステップメールを送信する前に、まずどんな情報を発信している人物なのか知って貰う必要があります。そのために必要なのがWebサイトです。
「知らない」から「知ってる」へ
話を単純化するために、認知レベルを4段階に分けてみましょう。
世の中のほとんどの人は、あなたのことを全く知らない状態のレベル0です。そこから、ビジネスを構築するには、レベル3の商品を買っている状態(顧客)になってもらうことになります。とは言っても、一気に段階を飛ばすのではなくて、一段ずつ上がっていくイメージです。
レベル0から2や3を目指そうとすると、前述の通りどおしても無理がでます。なので、まずはレベル1の知っている状態になってもらう。そのために必要なのがWebサイトです。さらに言うと、メールアドレスを登録してもらってレベル2に進めるためにも必要です。
ブログ記事でリスト構築する方法
では、どうやってブログ記事からメールアドレスを登録してもらうかというと…
記事の下にオプトインページへのリンクを設置するのが一番良いと個人的に考えています。記事を読み終わってから自然な流れで次のアクションを起こしてもらう事ができるからです。個人的には「記事下CTA(Call to Action)」と読んでますが、この位置のリンクやバナー画像にはなにか名称があるのでしょうか…?
当然ですが、記事の内容と、オプトインページでの無料オファーの内容の関連度が高いほどコンバージョン率が高くなります。ですので、無料オファーの内容を前提にしてブログ記事を増やしていったり、記事ごとに別のオファーを表示できるとベストです。
それに加えて、ポップアップ(モーダル)もブログからのリスト構築には効果的なやり方です。記事を半分までスクロールしたら表示、またはページを開いてから30秒経過したら表示などなど。
ただし、何度も表示されるとやっかいなので、メールアドレスを登録済みの人にはポップアップを表示しないようにクッキーを使って指定するなどの仕組みも必要です。
最後に
ここまで見込み客リスト構築のためのWebサイトの作り方についてお伝えしてきました(かなりざっくりした内容になりましたが…)。
実のところ、このやり方は検索エンジン経由でリストを集めていくというだけではなく、広告にも使えます。つまりは、ブログ記事をそのまま広告に出してしまうわけです。さらにブログ記事を読んだ人をターゲッティングして… おっと、このあたりの話はまた別の機会に!