WordPressで「特定商取引法に基づく表記」のページを作成する方法

中島たくみち

WordPressで「特定商取引法に基づく表記」のページを作成する方法を紹介します。特商法ページは、商品やサービスを販売する時に必要になるページです。販売者情報や、販売の条件などを記載します。

厳密に言うと、特商法ページを省略できる条件もいくつかあるようです。ですが、購入者の視点で考えると、運営者が誰なのか分からないサイトで購入するのはためらわれるかと思います。ですので、インターネットで商品やサービスを販売するときには特商法ページが必須と言えそうです。

では、どうやって特商法ページをWordPressで作るかという話なのですが、WordPressプラグインのTinyMCE Advancedのテーブル(表組み)作成機能を使うのが簡単です。

解説動画

 

TinyMCE Advancedのインストール

WordPressのダッシュボードのメニューからプラグイン>新規追加をクリックします。そして、検索ボックスに「TinyMCE Advanced」と入力します。検索結果の中からTinyMCE Advancedを見つけて、「今すぐインストール」をクリックします。インストールが完了したら忘れに「有効化」しましょう。

固定ページにテーブルの追加

固定ページ>新規追加で、新しいページを作成します。

TinyMCE Advanceを有効化すると、ツールバーに表のアイコンが追加されます。こちらをクリックしてテーブルを追加します。まずは、「2 x 1」で作成しましょう。

「2 x 1」のテーブルが挿入されたら、表示の調整をします。

左側のセルにカーソルを合わせた状態で、再びテーブルのアイコンをクリックして、メニューからセル>セルのプロパティをクリックします。

幅を「30%」、セルの種類を「ヘッダーセル」に指定しました。ヘッダーセルは、見出しのためのセルです。HTMLのthタグに相当します。この設定をやっておくと表の項目名の部分が太字になるなど見やすくなります。(最終的な表示は、テーマのCSSによって変わってきます。)

なお、真ん中の縦線をドラッグしても横幅を変更することができますが、それをやってしまうとピクセルで横幅が固定されてしまいます。スマホで見た時に表示が崩れかねないので、前述のパーセント指定のほうが良いと個人的には思います。

試しに、1行目を入力してみました。問題がなければ、行を追加していきます。

行を追加するには、>行を下に挿入をクリックします。この作業を必要な行数分繰り返します。ちょっと面倒ですね。最初から複数行のテーブルを作ることもできますが、その場合は1セルずつヘッダーセルに変更していく必要があります。

こんな感じで、各項目を入力していきます。

NOINDEXに設定する

作成手順はここまでで紹介したとおりなのですが、最後にNOINDEXの設定をすることをおすすめします。

と言いますのも、特商法の表記だけだとコンテンツの内容が薄いと判断されかねないからです。そのため、検索エンジンにインデックスされないように指定しておいたほうが良いかと思います。

All in One SEO Packを使っている場合は、上記のようにチェックボックスを入れるだけでNOINDEXの設定が完了します。

中島たくみち

1985年生まれ 長崎県出身。コンテンツ販売やマーケティングのためのツールを開発しています。

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