あなたも聞いたことがあるかもしれませんが、文章を書くテクニックのひとつに「PREP法」というものがあります。
正確には、プレゼンやスピーチのテクニックですが文章を書く時にもそのまま使えます。ざっくり説明すると…
- POINT(結論)
- REASON(理由)
- EXAMPLE(具体例/証明)
- POINT(再結論)
この順番で書いていくと、説得力が高まりますよーという内容です。
PREP法は色々な場面で役立つテクニックです。が、使い方を間違えると、文章が台無しになってしまうかもしれません。
ですので、今回は、PREP法の効果的な使い方を僕なりにお伝えします。
PREP法の最大の特徴は、「POINT(結論)」を真っ先に言うことです。先に結論を言うことで、話の全体にまとまりが出てくるわけです。
とくにネットで公開する文章は、「何が言いたいのかわからない」と思われたら、離脱されてしまうので最初に結論を言うのは、かなり大事なことです。
ただ、最初の結論が平凡だと、退屈な文章になってしまうという難点もあります。
例えば、今あなたが読んでいるこの記事が「PREP法は役立つテクニックです」というメッセージから始まっていたら、イマイチ面白くないはずです。
少なくとも、PREP法をすでに知っている人にとっては、読む価値が無いと判断されるでしょう。
それに、PREP法の内容自体は、ググればいくらでも情報が出てきますので、わざわざこの記事で書く必要もありません。
ですので、「PREP法は役立つテクニックですが、使い方を間違えると台無しです」というメッセージにしました。
ちょっとひねくれた感じではありますが、こう言うことで読み進めてもらえる確率が大幅に高まるはずです。実際、あなたは、ここまで読んでくれてるわけですし^^
何が言いたいかというと、平凡な結論ではなくて、意外性のある結論を先に言う必要があるということです。
これを知らずに、馬鹿正直にPREP法を使うと、残念な文章になりがちです。
「マーケティングとは、売上を増やすための活動のことです」なんて堅苦しく言うよりも、「マーケティングとは、営業マンをクビにすることです」と言ったほうが、興味がそそられますよね?
要は、言い方次第なのです。
読み手を引きこむようなパワフルな文章にするためには、PREP法にきっちりと当てはめることより、いかに意外性のある結論を言うかの方が、遥かに重要です。
次回あなたが文章を書く時は、ぜひこのことを意識してみてください。
それでは!