売れる商品の「ネタ」を見つける発想法

中島たくみち

前回の記事では個人ビジネスは月商100万円以下に抑えるべき理由について書きました。

万人受けする考え方ではないと思います。ですが、他の企業が参入できない小規模なビジネスを複数立ち上げるという考え方もあります。

とは言っても、月商数十万円規模の売上を作るために「どんな商品を売ればいいの?」と疑問に思った方も
多いかもしれません。そこで今回は、売れる商品のネタを見つける方法について書いてみようと思います。

商品のネタは誰でも持っている

僕が毎回意識していることがあります。それは、自分が「お金を払ってでも欲しい」と思うものを作ること。つまり、自分自身をお客さんにしてしまうわけです。

「必要は発明の母」という言葉があります。実際、自分が本気で必要だと思うかどうかは、商品を作る上で重要だと思います。それがよっぽどヘンテコなものだったとしても、1万人に1人くらいは需要があるかもしれません。だとしたら、日本国内だけでも1万2千人くらいの見込み客がいる計算になります。月商数十万円規模のスモールビジネスならもっとニッチなところも狙えます。

例えば、僕は、「ペラプレートPro」という商品を販売しています。これは、僕がPPCアフィリエイトに取り組んでいた時に…「専用のWordPressテンプレートがあれば買うのに…!」と思ったのがきっかけで開発しました。

PPCアフィリエイターの方は、多めに考えても数千人ほどしかいないと思いますが…それでも、そこそこのヒット商品になりました。自分が欲しいものを作るという単純なルールに従ったからだと思います。

もし思いつかない場合は…

もし「お金を払ってでも欲しい」と思うものを思いつかない場合は、ターゲットを「過去の自分」にすると良いかもしれません。特に教材などのハウツーコンテンツを作る場合は、「過去の自分に教えたいこと」がネタになるはずです。

他にも…

  • 真剣に悩んでいたこと
  • 寝る時間を削るくらいハマっていたこと
  • 本棚に並んでいる書籍・雑誌
  • SNSでの自分の書き込み
  • お金を出して買ったもの
  • 人に驚かれたこと

などを探していくと、商品のネタが見つかるかもしれません。

かなりざっくりと書きましたが…「自分欲しいと思うものを考える」と言うのは、商品のネタを探すヒントになると思います。

ただし、ひとつだけ気をつけて欲しいことがあります。今回紹介したのは、あくまでもネタの見つけ方だということです。それをビジネスとして成立させるには、もっと磨きをかける必要があります。その方法については、次回の記事で書いてみようと思います。

中島たくみち

1985年生まれ 長崎県出身。コンテンツ販売やマーケティングのためのツールを開発しています。

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