
ここ半年ほどは、文章を書くのにUlyseesというMacアプリを使っています。それ以前は、Evernoteで書いていたのですが、使っているうちにアプリの動作が重くなってきたので乗り換えました。
このUlyseesなのですが、5,400円というテキストエディターにしてはなかなか高額なお値段です(笑
なんでそんなに高いんだと思われるかもしれませんので、個人的に気に入っているポイントを書き並べてみます。
マークダウン記法で書ける
Ulyseesはマークダウン記法で書くことが前提になっています。マークダウンというと、プログラマーのひとがドキュメント書くときに使っている印象がありますが、我々ライターも覚えておいて損はないです。作業時間が短縮できます。
例えば見出しを設定するとき、マークダウンでは「#」を打ってから書き始めるだけです。行全体を選択して、文字サイズを変更して、太字にして…とかやる必要はありません。ちょっとしたことですが、積み重なると結構な違いになります。
フルスクリーンにしても横幅がちょうどいい
集中して作業をするときはMacのフルスクリーンに拡大する機能をよく使います。ほとんどのテキストエディタだと、入力エリアが画面全体に広がってしまって、書きにくい&読みにくい状態になりがちです。ですが、Ulyseesだと、ちょうどいい横幅をキープしてくれます。
文字数の目標の表示が格好いい
こんな感じで、目標の文字数を設定することができます。進捗度合いがすぐに確認できるのは大事です。
背景を暗くできる
メニューの「表示」>「暗いモード」を選択すると、背景を暗くすることができます。これはちょっと好みが分かれる部分かもしれませんが、目を疲れにくくするにはこういった配色の方がいいです。背景が真っ白なままだと、長時間作業をするのはつらいです。ブルーライトカットの眼鏡をかけるよりも、はるかに実感できるレベルで疲れにくくなると思います。
ちなみに、公式サイトにテーマが用意されているので、好みの配色を選ぶことができます。
iCloudで管理できる
書いた文章は、iCloud上に保存することができます。つまり、別のマシンで作業をするときも同期されているわけですね。Macアプリだけじゃなくて、iOSアプリもありますが…今のところそっちは試してません。
…と気に入っているところを書いてきましたが、あくまでも数千文字くらいまでの文章を書くためのアプリかなと思ってます。それ以上の長文になると、アウトライン機能が欲しくなってくるでしょう。一応、マークダウンで見出しを設定しておけば、ジャンプすることはできますが、簡易的な機能になってます。